400mリレーには以下の距離が存在しますが今回はそれぞれの世界記録を男女別に見ていきたいと思います。
- 4人で1人づつ100mを走る4×100mリレー走
- 4人で1人づつ200mを走る4×200mリレー走
- 4人で1づつ400mを走る4×400mリレー走
- 4人で1づつ800mを走る4×800mリレー走
- 4人で1人づつ1500mを走る4×1500mリレー走
400mリレーの世界記録【男女別】
まずは一番短い距離である400mリレー走から見ていきましょう。
4×100mリレー走(400mリレー)の世界記録
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性別 | 名前 | 国籍 | 場所 | 日時 | 記録 |
男性 | ネスタ・カーター、マイケル・フレーター、ヨハン・ブレーク、ウサイン・ボルト | ジャマイカ | ロンドン | 2012年8月11日 | 36秒84 |
女性 | ティアナ・マディソン、アリソン・フェリックス、ビアンカ・ナイト、カーメリタ・ジーター | アメリカ | ロンドン | 2012年8月10日 | 40秒82 |
男子4×100mリレー走世界記録へのコメント
やはり一番短い距離のリレーではスピード世界一のジャマイカがトップでした。ロンドンオリンピックの時のアンカーウサインボルトの疾走は今でも目に焼き付いているのではないでしょうか。
女性4×100mリレー走世界記録へのコメント
女子の方でもジャマイカがトップなのだと思いきやアメリカでした。
4×200mリレー走(800mリレー)の世界記録
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性別 | 名前 | 国籍 | 場所 | 日時 | 記録 |
男性 | ニッケル・アシュミード、ウォーレン・ウィア、ジャーメイン・ブラウン、ヨハン・ブレーク | ジャマイカ | ナッソー | 2014年5月24日 | 1分18秒63 |
女性 | ラターシャ・ジェンキンス、ラターシャ・コランダー、ナンシーン・ペリー、マリオン・ジョーンズ | アメリカ | フィラデルフィア | 2000年4月29日 | 1分27秒46 |
男子4×200mリレー走世界記録へのコメント
200mでもジャマイカがトップでした。アメリカだと思ったんですけどね。バトンパスの技術はともかく圧倒的なスピードでの世界一が何ともジャマイカらしいです。
女子4×200mリレー走世界記録へのコメント
女子ではアメリカがトップ。しかも、東京五輪まで記録を維持し続ければ20年間以上破られる事の無い大記録になります。4×100mリレーでもトップだったので女子の短距離走と言えばジャマイカでは無くアメリカという事になってしまうのでしょうか。ジャマイカにも頑張ってほしいものですね。
4×400mリレー走(1600mリレー)の世界記録
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性別 | 名前 | 国籍 | 場所 | 日時 | 記録 |
男性 | アンドリュー・バルモン、クインシー・ワッツ、ブッチ・レイノルズ、マイケル・ジョンソン | アメリカ | シュトゥットガルト | 1993年8月22日 | 2分54秒29 |
女性 | タチアナ・レドフスカヤ、オルガ・ナザロワ、マリヤ・ピニギナ、オルガ・ブリスギナ | ソビエト連邦 | ソウル | 1988年10月1日 | 3分15秒17 |
男子4×400mリレー走世界記録へのコメント
やはりこの距離ではジャマイカでは無くアメリカがトップでした。というのもジャマイカが超短距離でアメリカが短距離のイメージだからです。もう20数年以上も破られていない大記録のようですね。
女子4×400mリレー走世界記録へのコメント
こちらの記録も30年以上前に樹立された大記録。現ロシアがソビエト連邦だった時代は何があったのでしょうか?現在よりも数々の陸上競技で存在感を醸し出していますが・・・ドーピング疑惑が付きまとっています。
4×800mリレー走(3200mリレー)の世界記録
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性別 | 名前 | 国籍 | 場所 | 日時 | 記録 |
男性 | ジョゼフ・ムツア、ウィリアム・イアンポイ、イシュメイル・キムボチェ、ウィルフレッド・ブンゲイ | ケニア | ブリュッセル | 2006年8月25日 | 7分2秒43 |
女性 | ナデジダ・オリザレンコ、リューボヴィ・グリナ、リュドミリア・ボリソヴァ、イリーナ・ポジャロブスカヤ | ソビエト連邦 | モスクワ | 1984年8月5日 | 7分50秒17 |
男子4×800mリレー走世界記録へのコメント
短距離が得意なジャマイカに対して長距離が得意なケニアと言われていますが4×800mリレー走は中距離走に相当するので長距離が得意なケニアが世界のトップです。
女子4×800mリレー走世界記録へのコメント
この距離でも旧ソ連がトップでして、もう35年以上も破られていない大記録なんですね。やっぱり何があったのか?ドーピングを疑わずにはいられないのです。
4×1500mリレー走(6000mリレー)の世界記録
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性別 | 名前 | 国籍 | 場所 | 日時 | 記録 |
男性 | コリンズ・チェボイ、サイラス・キプラガト、ジェームス・キブラガト・マグット、アスベル・キプロフ | ケニア | ナッソー | 2014年5月25日 | 14分22秒22 |
女性 | メルシー・チェロノ、ファイス・チェフンゲイチ、キペイゴン・イレーナ・ジェラガット、ヘレン・オンサンド・オビリ | ケニア | ナッソー | 2014年5月24日 | 16分33秒58 |
男子4×1500mリレー走世界記録へのコメント
リレー走では一番長い距離の種目になりますがやはりケニアがトップでした。
女子4×1500mリレー走世界記録へのコメント
女子でもケニアがトップでして、面白いのは男子の世界記録樹立と同じタイミングにて樹立ということです。2014年ナッソーにて行われた大会はケニア人にとって絶好のコンディションだったのでしょうね。
まとめ
今回は4×100m~4×1500mまでのリレー走の世界記録を男女別に紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
各々の国々が各々の得意な距離でトップに君臨していることに対して結句の想いです。
リオ五輪で世界一のバトンパス技術力と数々の奇跡が重なり合ってジャマイカに次いで2位という結果が出た日本のチームもどこかの距離で世界一になってほしいものですね。