マラソンは陸上競技の長距離種目に分類されます。
走る距離は42,195kmです。
記録の傾向としては男女共にケニアやエチオピアなどの東アフリカ勢が強く、上位を占めています。
このページでは男女別の世界記録保持者及び記録タイムの100mあたり平均ペースを紹介致します。
マラソンの世界記録保持者【男女別】
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性別 | 名前 | 国籍 | 場所 | 日時 | 記録 |
男性 | エリウド・キプチョゲ | ケニア | ベルリン | 2018年9月16日 | 2時間1分39秒 |
女性 | ブリジット・コスゲイ | ケニア | シカゴ | 2019年10月13日 | 2時間14分4秒 |
男子マラソン世界記録へのコメント
世界一は2016年リオ五輪金メダリスト、ケニア国籍のエリウドキプチョゲ選手の記録で最近樹立されたものですね。世界第2位の記録もキプチョゲ選手のものでこちらは2時間2分37秒で2019年4月28日に樹立、そして、世界4位の2時間3分05秒(2016年9月25日)、世界7位の2時間3分32秒(2017年9月24日樹立)も彼の記録です。
トップ10以内に4つもの記録があるキプチョゲ選手がどれだけ長距離走が強いかがお分かり頂けたと思います。
因みに非公式記録で2時間0分25秒という恐ろしいタイムを2017年5月6日にマークしております。こうなるともう、マラソン初の2時間切り達成(サブ2達成?)も夢では無くなってきた感じがします。サブツーが達成できたとしたら100m走の世界記録保持者であるウサインボルトのように世界中にその名が知れ渡る事は確実でしょう。
また、マラソンだけでは無く、2004年の五輪にて5000m走で銅メダル、2008年の五輪では銀メダルも獲得している過去があります。
男子マラソン世界記録の100mあたりの平均ペース
エリウドキプチョゲ選手の記録である2時間1分39秒を100mあたりのペースに換算すると、平均17,29秒です。
これは男子小学6年生および60代男性および高校3年生女子の100m走平均タイム程度に相当します。
女子マラソン世界記録へのコメント
女子もケニアがトップかと思いきや、そうでは無く、イギリス国籍のポーララドクリフ選手でした。しかも、かれこれ15年以上も更新されていない記録でして、もっとすごいのが2位のメアリーケイタニー(ケニア国籍)の記録である2時間17分1秒と比較して1分36秒ものタイム差があるという事です。
これはちょっと異常なタイムでして、ドーピング疑惑がかかっても不思議ではないぐらいです。3位以降のタイム差はどんなにあっても23秒程度だからです。
16年以上更新されていなかったポーララドクリフ選手の記録(2時間15分25秒)をシカゴマラソンにて塗り替えたのがケニア国籍のブリジットコスゲイ選手(25歳)です。1分21秒もコスゲイ選手の方が速く、これは大幅な記録更新です。
女子マラソン世界記録の100mあたりの平均ペース
ポーララドクリフ選手の記録である2時間15分25秒を100mあたりのペースに換算すると、平均19,25秒です。
これは小学4年生女子の100m走平均タイム程度に相当します。
ブリジットコスゲイ選手の記録である2時間14分4秒を100mあたりのペースに換算すると、平均19,06秒です。
まとめ
男女ともにケニア国籍のマラソン選手が世界トップでした。やはり東アフリカはケニアの底力は凄まじいものですね。
今後誰が彼らの記録を塗り替えてくれるのでしょうか?楽しみでなりません。