陸上競技の200m走は100m走の次に短いトラック種目です。
100m走は直線のみですが200m走ではカーブがあり、コーナーリングの技術も要求される為、単純にダッシュ力のみで勝負が決まる訳ではありません。
ただ、200mも100m走同様に【陸上短距離走】に部類される種目で100m走の記録保持者が200m走でも記録保持者という事が多い傾向にあります。
200m走の世界記録保持者【男女別】
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性別 | 名前 | 国籍 | 場所 | 日時 | 記録 |
男性 | ウサイン・ボルト | ジャマイカ | ベルリン | 2009年8月20日 | 19秒19(風速-0,3m) |
女性 | フローレンス・グリフィス・ジョイナー | アメリカ | ソウル | 1988年9月29日 | 21秒34(風速+1,3m) |
男子200m走世界記録のコメント
100m走でも世界記録保持者であるウサインボルトが200m走でも世界記録保持者です。ダッシュ力、スピード世界一の実力で200m走でも世界トップを獲ってしまう貫禄は流石。
2位は同国籍のヨハンブレークで19秒26(+0,7)という記録を持ち、100m走でも世界第2位の記録保持者。
現在の200m走の世界記録では絶対的なスピードが順位に貢献している模様。
女子200m走世界記録のコメント
女子の記録でも100m走と200m走の世界記録保持者が同じですね。今は無きレジェンド・フローレンスグリフィスジョイナーがトップ。世界2位のマリオンジョーンズのタイムが21秒62ですのでなんと0,28秒もの差があります。
因みに3位はダフネシパーズの21秒63なので2位と3位の差は0,01秒。
これはフローレンスジョイナーが圧倒的なナンバーワンである事を証明しています。30年以上経過した今でも未だに破られる事の無い大記録として存在しており、陸上短距離界の世界女王の座が今後誰に代わるのか目が離せません。
まとめ
今回は200m走の世界記録保持者を男女別に紹介してきました。
200m走は100m走のように完全なるダッシュ力で差が付く競技では無く、タイムを削る為にコーナー技術を磨く余地も残されているとは言え、ダッシュ力のある彼ら(男子はボルト、女子はジョイナー)が200m走でもトップに。やはり圧倒的なダッシュ力の前では研ぎ澄まされた技術力は太刀打ちできないのか?
彼らのような世界ナンバーワンのスピードを持っていなくとも、圧倒的な技術力で200mのトップの座に君臨する者が今後現れたら陸上競技がもっともっと奥深く、面白いものであると認識される事は確実。
今後そうした存在の出現を祈るばかりです。