夜もコーヒーが飲みたい!睡眠に影響しない飲み方ってある?

夜もコーヒーが飲みたい!睡眠に影響しない飲み方ってある?

忙しい現代人に必要な飲み物の1つ、コーヒー。今では働くサラリーマンにOL、子育てに奮闘するママさんなど、実にいろんな”頑張る人”にとって身体と心を支えるエナジードリンクのような位置づけになっていますね!しかし、カフェインが入っているため、夜に飲んでしまうと睡眠に影響が出ることも。それでも「夜に飲みたくなる!」というコーヒー好きさんは、どのようにコーヒーと付き合っていけば良いのでしょうか?

目次

コーヒーを夜に飲むと眠れなくなる仕組みとは?

コーヒーに含まれるカフェインというのは、頭がすっきりして目が覚める作用がありますね。これは、眠気を誘うアデノシンを、カフェインが阻害することで起こるといわれています。眠気を誘発する際、アデノシンが神経細胞と結合するはたらきがあるのですが、カフェインが体に入ると、アデノシンのかわりにカフェインが神経細胞と結合してしまうのだそう。そうするとアデノシンの仕事がなくなってしまい、結果眠気が訪れない=覚醒する、というメカニズムになっています。

コーヒーを飲むときに気を付けたいこと

寝る6~8時間前には控えよう

同じコーヒーやカフェイン入り飲料でも、飲んだ後に代謝する際にかかる時間というのは、人それぞれなのだそう。なので、寝る4時間前くらいに飲んでもすぐに代謝できる人は、それほど眠りを妨げないそうなのですが、代謝に時間がかかる人は、たとえ午前中でコーヒーを飲むのをやめたとしても、夜眠れないことがあるそう。個人差があるので、実際にコーヒーを飲む時間を調整してみて、自分にとっての許容時間を見つけることが大事なんですね。

夜に飲むならデカフェにしよう

それでも、コーヒー好きさんは夜でも飲みたくなることがあるでしょう。仕事や子育てを終えた夜こそ、コーヒー片手にリラックスタイムを過ごしたいですよね。そんなときは、デカフェやカフェインレスのコーヒーを選んでみてください。デカフェ コーヒー 体に悪いという説もありますが、これはコーヒーからカフェインを抜く際に薬品を使うことから、その薬品がコーヒー豆に残っているのではないかと懸念されているのだそうですよ。

飲み過ぎると意外な弊害も

コーヒーを寝る前に飲んでしまうと、カフェインのはたらきにより睡眠が妨害されてしまうという他に、利尿作用によって眠りが浅くなるという弊害もあります。カフェインには利尿作用があるので、あまり飲み過ぎてしまうと、夜中に尿意で目が覚めやすくなってしまうのです。

カフェインと上手に付き合おう

カフェインを摂ると眠れなくなる…というマイナスイメージがついて離れませんが、上手に活用することで日々の生活にメリハリが生まれ、健康的にさえなれることもありますよ。たとえば日中、仕事や子育てがある中で眠くなってしまったときに、コーヒーを飲んでカフェインの力で脳を覚醒させておけば、その分夜の睡眠が充実しますよね。特に、コロナ禍で広まったリモートワークという働き方で、仕事の時間が自由になった現代人は、昼寝の習慣がついている人も多いそう。当然、昼寝をすれば夜眠くなる時間も遅くなり、結果睡眠不足にもつながりやすいですよね。日中寝ずに体力を使うようにし、夜しっかり眠る生活を心がけるにも、コーヒーの力を借りるのは妙案ですよね。

まとめ

コーヒーとの付き合い方、飲み方についてお伝えしてきました。コーヒー好きさんは、夜は飲むなと言われても、コーヒーの匂いだけでも嗅ぎたい…と思ってしまうものですよね。コーヒーを飲むことで、心も体もリラックスして、翌日の仕事や子育てに向けて気持ちを切り替えることができるのであれば、我慢せずにその時間を堪能したいもの。デカフェを選んだり、時間を調節したりして、上手にカフェインと付き合っていきたいですね!

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