【陸上】田中希実がすごい!2023年世界陸上の成績を種目別にまとめ

【陸上】田中希実がすごい!2023年世界陸上の成績を種目別にまとめ

東京オリンピックでの8位入賞を含めて、陸上界で注目されている田中希実さん。数々の日本記録を更新し、2023年3月にはプロランナーへと転向。2023年世界陸上では、5000mに出場し、1997年のアテネ大会で弘山晴美さんが受賞して以来26年ぶりとなる8位入賞を果たしました。田中希実さんについては、マラソン歴代2位のタイムを持つシファン・ハッサンも速いと語られています。そこで今回は【陸上】田中希実がすごい!2023年世界陸上の成績を種目別にまとめについて紹介します。

目次

2023年ブタベスト世界陸上 田中希実結果

陸上 田中希実さんは、ブタベスト世界陸上に1500mと5000mの2種目に出場。2022年オレゴン大会は800m、1500m、5000mと日本初の3種目に挑戦するも、かなり精神的にキツかったようで、今大会は、2種目に絞り込んでの挑戦となりました。それでは、陸上 田中希実さんの2023年ブタベスト世界陸上結果を紹介します。

1500m結果とタイム

  • 結果:準決勝敗退
  • タイム(予選):4分4秒36
  • タイム(準決勝):4分6秒71

東京オリンピックで8位入賞を果たしこともあり、日本初となる決勝進出が期待されていましたが、惜しくも準決勝で敗退してしまいました。この結果について陸上田中希実さんは、着順争いとなった準決勝では、自分の走りをさせてもらえず海外選手の引き出しの多さなど、世界と戦う上での課題を挙げられていました。

5000m結果とタイム

  • 結果:8位入賞
  • タイム(予選):14分37秒98(日本新)
  • タイム(決勝):14分58秒99

予選では日本新記録を樹立し、決勝進出。決勝では、世界陸上3大会連続出場の5000mで遂に8位入賞を果たしました。この結果は、1997年のアテネ大会で弘山晴美さんが受賞して以来、26年ぶりの快挙となります。陸上 田中希実としてもこの結果についてしっかりとした反省点や課題を理解しつつも、世界トップへの仲間入りができたのではとコメントされていました。

陸上 田中希実プロフィール

  • 生年月日:1999年9月4日
  • 出身地:兵庫県
  • 出身校:小野南中→西脇工業高→同志社大学
  • 所属:New Balance

自己ベスト

  • 1500m:3分59秒19(日本記録)
  • 3000m:8分40秒84(日本記録)
  • 5000m:14分29秒18(日本記録)

代表的な記録

東京オリンピックに1500mで出場し、日本人過去最高の8位入賞。2022年オレゴン世界陸上では、日本人初となる800m、1500m、5000mの3種目出場に挑戦。そして2023年3月には、社員選手として所属していた豊田自動織機を退社し、プロランナーに転向することを決めました。2023年ブタベスト世界陸上では5000mで26年ぶりとなる入賞を果たしました。続く2023年9月のダイヤモンドリーグブリュッセル大会では5000m14分29秒18というタイムを出し日本記録を更新し、3位を勝ち取りました。又、この記録はアジア記録である14分28秒03に迫るアジア歴代2位となりました。世界のトップランナーとして名を馳せました。

アスレティックスアワード2023

陸上連盟が主催するアスレティックスアワード2023で優秀選手賞を受賞し、今回で5回連続受賞となりました。

まとめ

今回は、【陸上】田中希実がすごい!2023年世界陸上の成績を種目別にまとめについて紹介しました。2023年の世界陸上の結果として、1500mは準決勝で敗退。しかし、5000mでは日本記録更新で予選を突破し、決勝では26年ぶりの入賞を果たしました。更に2023年9月にあったダイヤモンドリーグブリュッセル大会では、5000mに出場し、自己ベストを更新。アジア記録まであと1秒というアジア歴代2位のタイムで3位となりました。そして、来年の都道府県駅伝へのメンバーにもすでに名を連ねています。これからさらなる成長に期待しつつ、まずはパリ五輪への出場、そしてメダルに期待したいですね。

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