一般人男性の100m走のタイム(電動計測)は何秒ぐらい?目安表

一般男性の100m走タイム目安表

一般成人男性が100m走のタイムを測定した場合、何秒なら速いのか、遅いのかという目安表を作りました。

以下のタイムは一般人男性を対象としていますので小さな子供や女性の方は参考にならないかもしれません。

女性の100m走タイム評価はこちら

目次

一般人男性の100m走タイム・目安表

※電気時計計測の場合です。ストップウォッチで手動計測したタイムなら0、24~0、5秒を足して計算して下さい。

頑張れ!まずは体型からゾーン

19秒以上:遅すぎます。100mを走り切るのに19秒以上かかってしまう方は運動経験がほとんど無い上に、走るのに向いていない体型をしている可能性が高いです。

18秒台:下の下。とても遅い。18秒台は運動経験のほとんど無い方でも出す事ができるタイムです。

コメント:60代ぐらいの男性だったら平均的かもしれませんが20代30代だったらさすがにこのゾーンではまずいでしょう。このレベルに留まる原因は運動不足、メタボ体型orガリガリ体型か、体の不調。これら全てが合わさっているからかもしれません。ここから脱出するにはまずは体型を絞るか、ガリガリ体型の方なら筋肉を付けるかしないといけません。

日頃から運動せよ!ちょい遅いですよゾーン

17秒台:下の中。かなり遅い。運動不足なのでは?小学校六年生の男子の100m平均タイムぐらい。

16秒台:下の上。一般人男性の中では遅い。中学生女子の平均タイムぐらい。

コメント:50代ぐらいの男性だったら平均的かもしれませんがまだまだ遅いです。日頃運動しているかどうかが問われるレベルですのでここから抜け出したい場合は休日を利用してジョギングから始めてみましょう。

これより平均ゾーンに突入

15秒台:中の下。一般人男性の中でもやや遅い。中学生男子の平均タイムぐらい。

14秒50~14秒99:中の中。一般人男性の平均的なタイム。高校生男子の平均タイムぐらい。

14秒00~14秒49:中の上。一般人にしてはちょい速い程度。俊足の中学生男子ぐらい。

コメント:日本人の一般成人男性では14~15秒台が一番多いと思われます。明確な統計データはありませんが大体この程度でしょう。因みに、ここで言う一般成人男性とは、20歳~40代を指しています。

13秒台突入!スポーツマンゾーン

13秒50~13秒99:上の下。一般人の中では速め。俊足の高校生男子ぐらい。

13秒00~13秒49:上の中。一般人の中ではかなり速いと言っても良い。ただ、スポーツを行っている人であれば別に珍しくはない。女子小学生100m全国大会で優勝できるぐらい。

コメント:一般成人男性で13秒台を出せる人は元々足が速いか、運動経験のある人かのどちらかです。とは言え、日頃運動をしていれば出すのはそう難しくは無いタイムです。

12秒台突入!俊足ゾーン

12秒50~12秒99:上の上。一般人の中ではとても速い。女子小学生100m日本記録(12秒73)

12秒00~12秒49:すごく速い。陸上競技をやっていないとこのタイムを叩き出すのは困難。小学生100m全国大会で優勝できるぐらい。

コメント:スポーツ選手でもない限りはほとんど見られないのが100m12秒台です。一般成人で12秒台が出ればかなりの俊足と言っても差し支えありません。陸上長距離走のアスリートレベルです。

11秒台突入!超俊足ゾーン

11秒50~11秒99:スプリンター以外のスポーツ選手の中では俊足の部類に入る。高校生、中学生女子100m走日本記録タイムと同等。小学生男子100m日本記録(11秒72)

11秒00~11秒49:日本人女性トップスプリンターの日本記録(11秒21)。スプリンター以外のスポーツ選手の中ではトップレベルの俊足。

コメント:100m11秒台はスポーツ選手でも出せる人が少ないです。また、陸上短距離走をやっていないと出すのが難しいタイムでもあります。陸上中距離走のアスリートレベルです。

10秒台突入!スプリンターゾーン

陸上短距離走のアスリート(スプリンター)でも無い限り出すのは非常に困難なタイムです。

元ハンマー投げ金メダリストの室伏広治さんはスプリンターでも無いのに100m10秒5を叩き出した怪物ですがこれは例外中の例外と言っても良いでしょう。

10秒9台:やっと10秒台が出たという事で日頃努力しているアスリートは歓喜の涙を流すかも。

10秒8台:百獣の王武井壮さんが39歳の時に出したタイム。マスターズ陸上40歳以上の部で譜久里武さんが出した記録。

10秒7台:女子スプリンターのヨーロッパ記録&アジア記録ぐらい。

10秒6台:スプリンターの多くはここら辺で伸び悩み、辞めていく。

10秒5台:男子中学生スプリンター日本記録ぐらい。

10秒4台:努力で行ける限界のタイム。これ以上速いタイムを出すには才能が必要。女子短距離走世界記録。

才能の壁をブチ破る!トップスプリンターゾーン

10秒3台:RR型、RX型の選手のみが到達可能。XX型の選手は出すのが難しい。つまり、遺伝的な才能が必要。

RR型、RX型、XX型、自分がどれかを調べるスポーツ遺伝子検査はこちら

10秒2台:高校生トップレベルのスプリンター。オリンピックで準決勝進出。NFLの中で俊足。

10秒1台:準トップレベルスプリンターのレベルです。

10秒0台:トップレベルスプリンターのレベルです。

9秒台突入!世界屈指のスプリンターゾーン

9秒9台:1968年にジムハインズが人類初の9秒台をマーク。アジア人スプリンター、白人種の自己ベスト。日本では桐生祥秀、サニブラウンアブデルハキーム、小池祐貴、山縣亮太が到達。アジア&オセアニア記録。マスターズ陸上(35歳以上、40歳以上)世界記録。

9秒8台:1991年にカールルイスが人類初の9秒8台をマーク。アフリカ&ヨーロッパ記録。

9秒7台:1999年にモーリスグリーンが人類初の9秒7台をマーク。アメリカ人orジャマイカ人のみ到達。アサファパウエル(ジャマイカ)、ジャスティンガトリン(アメリカ)、ネスタカーター(ジャマイカ)、モーリスグリーン(アメリカ)、クリスチャンコールマン(アメリカ)

9秒6台:2008年にウサイン・ボルトが人類初の9秒6台をマーク。タイソンゲイ(アメリカ)、ヨハンブレーク(ジャマイカ)

9秒5台:2009年にウサインボルトが人類初の9秒5台をマーク。自己ベスト(9秒58)

まとめ

いかがでしたか?

一般人の場合、陸上競技・短距離をやっていないと11秒台を出すのは非常に困難ですよ。10秒台はまず無理です。まぁ、スポーツ経験ありの方なら13秒台が出るかもしれませんが12秒台が出れば御の字です。

今までほとんど運動していなかったという方だったり、久しぶりに走るという方だったら15秒以上はかかってしまうのが普通です。

足が速くなりたいなら日々全速力で走るトレーニングを行う事です。頑張ってください。

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