カジノでは、ブラック・ジャックやバカラなどトランプを使うゲームは有名ですが、サイコロを使うゲームも楽しめるのはご存知ですか？
サイコロを使うゲームの中でも、オンラインカジノ クラップスが近年特に人気を集めており、今回はクラップスについてルールや遊び方をご紹介します。
クラップスとは？
クラップス（Craps）は、ふたつのサイコロを使い、出目の合計で勝敗が決まるシンプルなルールですが、賭け方のバリエーションが豊富で、戦略的に楽しめるのが特徴です。特に、カジノのテーブルではディーラーや他のプレイヤーとワイワイ盛り上がりながら遊べるため、ギャンブルの醍醐味を味わえる人気の高いゲームです。陸上競技のスタートラインでの緊張感に似た、サイコロを振る瞬間の高揚感がプレイヤーを魅了します。
クラップスの歴史
歴史的には諸説あり、ルーツはローマ時代まで遡ると、イギリス発祥の「ハザード（Hazard）」というサイコロゲームから進化した説などが挙げられます。ルーツはこれ！とはっきりとは言えないものの、ヨーロッパからアメリカに渡りここで爆発的に人気が高まりました。2025年現在では、ラスベガスやマカオをはじめ世界中のカジノで定番のゲームとなっています。
クラップスの魅力
クラップスの魅力を紹介していきます。
スピーディーでダイナミックな展開
クラップスはサイコロを振るだけで結果が決まるため、ゲームの進行が速く、連続して盛り上がれる点が魅力です。特に、出目によって次の展開が決まる「パスライン」というベット方法のスリルは圧倒的です。
プレイヤー同士の一体感
クラップスの醍醐味は、プレイヤー同士が一緒になって盛り上がれる点です。特に客側の代表が実際にサイコロを振るのも楽しいですし、賭け方によってはシューターが勝てば全員が歓喜に包まれることも珍しくありません。
戦略的に楽しめるベットシステム
「カジノゲームの中で最も勝率の高いゲーム」と言われるクラップスには多様なベットの選択肢があり、確率を計算しながら戦略的に賭ける楽しさがあります。
クラップスの基本ルールと遊び方
以下の手順でゲームを進めていきます。
カムアウトロール（最初のロール）
- シューターは2つのサイコロを振る
- 出目が「7」または「11」なら即勝利
- 出目が「2」「3」「12」なら即敗北（クラップス）
- それ以外（「4」「5」「6」「8」「9」「10」）が出た場合、その数字が「ポイント」となる
- ポイントロール（続行）
- シューターは再びサイコロを振る
- もし「ポイント」の数字が出れば勝利
- 「7」が出ると敗北（セブンアウト）
- それ以外の数字なら、再び振り続ける
主なベットの種類
クラップスの初心者向けの基本的なものを紹介します。
パスラインベット（Pass Line Bet）
シューターが勝つことに賭けます。カムアウトロールで「7」「11」が出れば勝ち、「2」「3」「12」で負けです。ポイントが決まった場合は、再びポイントを出せば勝ち、「7」が出ると負けとなります。カジノ側の控除率（ハウスエッジ）が低く、最も人気のある賭け方です。
ドントパスラインベット（Don’t Pass Line Bet）
シューターが負けることに賭けます。カムアウトロールで「2」「3」が出れば勝ち、「7」「11」で負け、「12」が出た場合は引き分けとなります。ポイントが決まった後、「7」が先に出れば勝ち、ポイントが出れば負けです。
カムベット（Come Bet）
パスラインベットと同じルールですが、ポイント確定後に賭けられます。直後のサイコロの出目が「7」「11」なら勝ち、「2」「3」「12」なら負けとなります。それ以外の出目の場合、ポイントとして記録しておき、同じ数字が出れば勝ち、「7」が出れば負けとなります。
ドントカムベット（Don’t Come Bet）
ドントパスラインベットと同じルールですが、ポイント確定後に賭けられます。
オッズベット（Odds Bet）
「パスライン」または「ドントパスライン」に追加できるベットで、カジノ側の控除率がゼロに近いのが特徴です。例えば、ポイントが「4」や「10」の場合、2倍のオッズが得られます。
まとめ
クラップスは、シンプルなルールながらも戦略的な賭け方ができる、奥深いサイコロゲームです。このゲームには陸上競技に通じる精密さとタイミングの要素が隠されており、陸上選手がスタートの瞬間や跳躍のタイミングを計るように、クラップスプレイヤーも最適なベットタイミングを見極め、確率を読み解く精密さが求められます。もしカジノに行く機会があれば、ぜひクラップスに挑戦してみてください！
