日本サッカーを語る上で欠かせないレジェンドと言っても過言ではないキングカズこと、三浦和良選手。2026年2月で59歳を迎えるキングカズですが、未だに現役のプロサッカー選手として活躍しています。そんなキングカズですが、最近の若い世代の人にとってはあまり馴染み深い方ではないかもしれません。
そこで今回はそういった世代に向けてキングカズの伝説を5選紹介したいと思います。
キングカズの伝説5選を紹介
これまで日本サッカーの発展に多大な貢献をみせてきたキングカズ。まだ日本サッカーが世界に認められていない時代で必死に日の丸を背負って世界で戦ってきた選手の一人です。そんなキングカズといえば、数々の伝説が今でも語り継がれていますよね。
選手としての実力はもちろん、プライベートでも圧倒的なスター性で注目を浴びていたキングカズ。ここからはそんなキングカズの伝説を5つ、詳しく紹介していきます。
①15歳で単身ブラジルに
数々のキングカズの伝説的なエピソードの中で、特に有名なのが中卒でブラジルに渡った際のエピソードでしょう。当時日本は世界的に見て圧倒的にサッカー後進国であり、その一方でブラジルは今と変わらず世界屈指のサッカー大国でした。
そんなブラジルにわたってプロ契約を目指そうと考えたキングカズですが、当時の学校の先生からは「99%お前じゃ無理だ」といった厳しい言葉をかけられたそうです。確かに当時の日本の立ち位置を考えるとそう考える人がいても不思議ではないですよね。
しかしキングカズは「1%でもあるのであれば、僕はその1%に賭けます」と口にして、周囲の反対を押し切り単身ブラジルへ渡航。そして実際に現地でプロ契約を勝ち取ったので、キングカズはあまりにカッコ良すぎますよね。
②世界最年長のサッカー選手
2026年1月現在58歳になったものの、未だ現役選手として活動しているキングカズ。還暦近い年齢なのに関わらず第一線でプレーし続ける脅威的な選手として日本でも有名ですが、その姿が海を越えた世界中でも報道されており、なんと世界最年長サッカー選手として記録を更新し続けているのです。
それも実際に所属先のクラブでは試合に出場したり、また2023年には56歳にしてポルトガル2部のクラブへの移籍も経験しており9試合に出場しました。現時点でキングカズを超える現役のサッカー選手は世界中のどこにも存在しないといわれており、もはや日本のみならず世界中のサッカーファンからキングカズはレジェンドとして讃えられています。
③Jリーグ初期のスター
Jリーグが開幕したのは1993年のことですが、当時は世界的なスター選手が数多くJリーグでプレーしては日本サッカーの発展に注力しました。しかしその中でも一際際立つスター性を放っていたのが誰でもなくキングカズで、ストライカーとしてのヴェルディ川崎での活躍はもちろん、メディアやファンの前で見せる言動の一つ一つからカリスマ性が溢れ、多くの若者から羨望の眼差しを集めていましたよね。
サッカーはエンターテイメントだという意見もあり、こうしたキングカズのカリスマ的な人気がキッカケでJリーグや日本代表にハマったファンもかなりの数当時はいたそうです。それだけに日本サッカーの人気を爆発的に押し上げたJリーグ開幕当時の唯一無二のスター選手として、キングカズは伝説的な人気と支持を集めていたんです。
④フランスW杯前の落選
初めて日本代表がW杯本戦に出場を決めた1998年のフランス大会。誰しもがキングカズのフランス大会での活躍を期待していたのではないでしょうか。
しかし当時の日本代表を率いていた岡田監督は、最終選考でキングカズを落選させる決断を下します。夢のW杯本大会目前で落選となったキングカズはさすがにショックを隠しきれず、失意の中日本へ帰国。帰国後に受けたメディアのインタビューで「魂みたいなものは向こう(フランス)に置いてきた」と口にした言葉はとても印象的でした。
まさかのW杯本大会前での落選となったキングカズ。これもまた、日本のサッカー史に残る伝説の一つと言えるでしょう。
⑤圧倒的なストイックさ
数多くの著名人がキングカズのエピソードを口にしていますが、その殆どの方が口を揃えて「異様なまでのストイックさ」を挙げています。キングカズといえば毎年シーズンが始まる前に自主キャンプを実施してフィジカルを追い込み、チームのキャンプが始まる頃には身体を仕上げて合流することで有名です。こういったオフを返上してサッカーに向き合う姿勢は現役の若い選手たちからも一目置かれており、自ら志願してキングカズと共にキャンプを行いたいと申し出る選手も多いようです。
若い頃から語り継がれてきたキングカズのストイックさを表すエピソードですが、こうした日頃の心構えのおかげで今でもなお現役を続けてているのかもしれませんね。
キングカズは現在どのクラブに在籍している?
最後にキングカズの現在の所属クラブを紹介します。
キングカズは2005年から2022年まで横浜FCでプレーしていましたが、2022年以降はローン移籍でポルトガル2部のクラブやJ3の一つ下のカテゴリーになるJFLのアトレチコ鈴鹿などでプレーしておりJリーグからは長年遠ざかっていました。
しかし先日、2026年からJ3に所属する福島ユナイテッドFCでプレーすることが発表されており、4年ぶりにJリーグ復帰が決まりました。
久しぶりに戻ってきたJリーグの舞台でキングカズは一体どのような活躍を見せてくれるのか、来年はJ3の注目度も一気に増すこととなりそうですね。
まとめ
今回の記事ではキングカズの伝説を5つピックアップして紹介しましたがいかがでしたか。日本サッカーを長年にわたって牽引し続けてきたキングカズ。紛れもなく今の日本代表の強さや世界的地位はキングカズらを筆頭とするかつての選手たちの努力の結果でもあります。
近年ネット上では現役を続行し続けるキングカズに苦言を呈する声も増えてきましたが、キングカズはキングカズらしく、納得いくまでサッカーを続けてほしいですね。









