【アドベンチャーレーサー】田中陽希は現在何している?チームの脱退理由は?

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【アドベンチャーレーサー】田中陽希は現在何している?チームの脱退理由は?

「日本三百名山一筆書き」を達成したアドベンチャーレーサーである田中陽希。どんな人物でどんな経歴を辿ってきたのでしょうか。また、チームを2024年に脱退しましたが、現在は何しているのでしょうか?脱退した理由とともに紹介していきたいと思います。

目次

田中陽希は現在何してる?

田中陽希は、現在アドベンチャーレーサーや、リバーガイドなどのアウトドアガイドとして活動しています。現在もみなかみ町でリバーガイドやアドベンチャーレーサーとして、全国各地で指導やゲストランナーとして出場などしているのです。

また、「日本三百名山一筆書き」を達成した経歴を元に、講演会も全国各地で実施しています。さらにYouTube「山と渓谷チャンネル」で、山岳の紹介や、登山の方法などを配信したりもしています。

しかし、そもそもアドベンチャーレーサーや、アウトドアガイド、「日本三百名山一筆書き」と言われても聞きなれないかと思います。どのようなものなのでしょうか?

アドベンチャーレーサーとは?

アドベンチャーレーサーとは、山、川、海、砂漠など自然環境を舞台にアウトドアスポーツを組み合わせて、ゴールを目指す競技の参加者です。基本的には地図とコンパスを頼りに、チームで協力しながらゴールを目指します。トレッキングやカヌー、マウンテンバイクや、ロープワークなどのアウトドアスポーツが必要となります。チェックポイントがあるものの、通る道は自分達で決めることが出来るのも特徴です。

また時間も1〜3日と過酷なレースになるものもあるため、戦略や体力、協調性などが必要と言われているのです。食事や睡眠も自分達で考えて取ります。中には寝ずにレースをして、レース中に倒れて顔面を怪我する事故もある過酷な競技なのです。

しかし、大自然の中で行うため、絶景を見れることに魅了される人もいます。日本のプロチームは、1チームのみで、田中陽希が以前所属していたチームイーストウインドとなっています。

しかし、現在は山ブームなどもあり、大学生のチームやアマチュアチームは増加しており、日本でのレースも増えてきています。また、チームイーストウインドでは、アドベンチャーレースの体験会なども実施しており、安全にレースが出来る普及活動もしているようです。

アウトドアガイドとは?

アウトドアガイドとは、トレッキングやカヌー、ラフティング、登山など自然で出来るアクティビティを安全に出来るように案内する人です。田中陽希は、群馬県みなかみ町のカッパCLUBで現在もリバーガイドとして、ラフティングやキャニオニングガイドをしています。山だけでなく、リバーガイドとしても10年以上の経験があるようです。

日本三百名山一筆書き達成とは?

日本三百名山一筆書きとは、日本三百名山に選定されている山を一度に南から北へ人力で踏破することです。人力ということで、徒歩と海峡区間はカヤックのみで移動するのです。

2014年から始め、208日11時間で百名山達成、2015年に221日11時間で二百名山を達成、2018年から2021年にかけて1310日間で三百名山を達成したのです。この様子は、テレビでも放送されました。

経歴を紹介

埼玉生まれの田中陽希は6の歳の頃に北海道富良野市に移住します。大学時代にはスキー部でクロスカントリーの選手として活躍しました。全日本スキー選手権でも入賞を果たしたのです。大学卒業後は、教員を目指していましたが、アドベンチャーレースと出会い、冒険の道に進むようになったのです。アドベンチャーレースの師匠である田中正人が所属していたチームイーストウインドに、2007年から所属しています。2022年からは田中正人の後を継ぐ形でチームキャプテンを務め、国際大会の優勝を目指しました。2022年にオレゴン州で行われた世界大会で、優勝を狙いましたが、2位という結果に終わりました。そして、2024年にチームを脱退することを公表したのです。

チーム脱退の理由は?

田中陽希は、2024年7月にチームイーストウインドを脱退しました。公式発表では以下のようにその理由を述べています。

“チームと行動させていただくことで見えてきた自分自身への課題は、日々大きくなり、一人の人間として、また家族を支える身としての人生を真剣に考え、チームとは別の形で自分自身を見つめ直す時間が必要であると考えた結果です”(引用:チームウィンド公式サイト)

では、具体的にどう言うことなのか掘り下げて行きたいと思います。

一人の人間として

田中陽希は、アドベンチャーレーサーとして、チームで国際大会優勝を目標と掲げてきました。しかし、個人として今までの経験を活かしながら、新たな場所で挑戦したいとの思いがあったのでしょう。それが、アドベンチャーレースの普及であったり、ガイドであったりするのかもしれません。

家族を支える身として

家族を支えるために、プライベートを優先するために、チームを離れたのではないかと言われています。田中陽希は、2014年に結婚しましたが、2016年に離婚しています。その原因として、百名山一筆書きのチャレンジ中であり、遠距離であったことが関係しているのではないかと言われています。

そして、チーム脱退発表の際に「家族を支える身として」と記載していたため、再婚したのではないかと示唆されているのです。しかし、公式では公表されていません。前回の結婚離婚があることから、家族のため、自分のためにチーム脱退を選択したのかもしれませんね。

まとめ

今回はアドベンチャーレーサーの田中陽希の現在とチーム脱退理由をメインに紹介しました。田中陽希は現在、アドベンチャーレーサーとして個人で活動をしています。トレッキングやレースにゲストとして出演したり、アドベンチャーレーサー普及のために公演など行ったりしています。また、同時に、リバーガイドとして、みなかみ町で活動しています。

ホームページをみるとレアだとなっているため、これまでの活躍を聞きたい方は合わせて行くのもいいのかもしれませんね。

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