通常、100m走と言うと、二足歩行でのダッシュを想像しますが何やらサルのように四足歩行での100m走も行われているようです。
これは陸上競技の種目にはまだありませんが一応、陸上競技場で大会が行われているようで、電動計測にて正式なタイムを計測して世界記録を出した日本人が存在します。
彼の名は「いとうけんいち」さん。
2003年のとき、動物園にてサルの四足歩行を見て、その動きのスピードに衝撃を受けて以来、四足歩行でいかに速く走れるのかを研究、実践での練習をして来たそうです。
いとうけんいちのタイム
- 50m走:7秒89
- 100m走:15秒71
四足歩行でこんなにも速いのです。しかも両方とも世界記録。
具体的にどれぐらい速いのかと言うと、小学校6年生のクラスで1、2を争うぐらいの俊足に匹敵するほどのタイムなのです。因みに一般成人男性の平均タイムは7秒5程度なのでちょっと太った人や長い間運動せずにいて身体のなまった人だと7秒89も出せないと思います。
ちょっとヤバ過ぎませんか?
我々大人がまともに走っても出るかどうかが分からないタイムを四足歩行で出してしまういとうけんいちさんのスゴさは実際にストップウォッチを片手に持って50m及び100mを計測しながら走ってみれば分かると思います。
いとうけんいち氏のプロフィール
- 本名:伊藤健一
- 出身:東京都
- 生年月日:1982年5月8日
- 身長:163cm
- 体重:53kg
- 職業:実業家(株式会社all fours代表取締役社長)
いとうけんいちさんの4足100m走記録時の動画
ホントに人間!?本当は動物なんじゃないの?ってぐらい凄い動きをしています。
世の中にはユニークな面白い事をやっている人が居るものですね。
二足最速の男はあなたもご存知、ジャマイカのウサイン・ボルトですが四足最速の男は日本のいとうけんいちさんなのです。
しかも彼は「500年以内に陸上短距離走の全選手が四足歩行になっている」という奇抜な言動を残しています。
二足の限界を四足で突破できるという事ですかね?あながち否定もできないような気もしますが現在の常識から言うとあまりに突飛すぎてちょっと・・・という感じです。