【F1】フレデリック・バスールとは誰?経歴やプロフィールを紹介!

【F1】フレデリック・バスールとは誰?経歴やプロフィールを紹介!

F1のフェラーリチームの代表であり、F1界では様々な役目を担い、F1を代表とする経営者、チーム代表の一人です。では、どのような人物なのか紹介していきたいと思います。

目次

フレデリック・バスールとは?

フレデリック・バスールとは、フランスの自動車実業家であり、レースチームの経営者です。F1チームのチーム代表をこれまで歴任しています。2023年からはスクーデリア・フェラーリのゼネラルマネージャー兼チーム代表となっています。また、F2に参戦しているARTグランプリやフォーミュラーEの車体製造者である「スパーク・レーシング・テクノロジー」の創業者でもあるのです。そんなフレデリック・バスールのプロフィールを紹介します。

フレデリック・バスールのプロフィール

名前:フレデリック・バスール

生年月日:1968年5月28日

年齢:56歳(2025年1月現在)

出身地:フランス

職業:スクーデリア・フェラーリチーム代表

フレデリック・バスールの経歴

フレデリック・バスールは、フランスのグランゼコールという工学学校であるESTACAで航空学と自動車工学を学びました。卒業後、フレデリック・バスールはどのような経歴を辿ってきたのでしょうか。

ASMF3とARTグランプリについて

1996年に学校を卒業後、レーシングチーム「ASM Formule 3」を創設したのです。創設当初は、フランスの自動車メーカーであるルノーの支援を受けて、1997年からフランスF3選手権に参戦します。ルノーと言えば、カルロス・ゴーンや日産でご存じの方も多いのではないでしょうか。1998年には、チーム所属の選手がチャンピオンを獲得しました。その後、2003年にF3がフォーミュラー3・ユーロシリーズとなった後も参戦を続け、2004年から2009年にかけては所属選手がチャンピオンを獲得し、有力チームの一つとなりました。2005年にチームは「ARTグランプリ」と改名されましたが、活躍を続けていました。2014年、フォーミュラーEで多忙となったことで、ARTグランプリの経営から退き、CEOは退任しました。

フォーミュラーEの設立について

2010年には、電気自動車のレースへの供給を考え、ARTグランプリで電気自動車のフォーミュラーカーの試作車を制作します。その試作により、国際自動車連盟に関心を持たれ、2012年電気自動車によるレースシリーズ「フォーミュラーE」の創設を承認されました。そして、バスールが電気駆動のレーシングカーを製造する「スパーク・レーシング・テクノロジー」を新たに設立したのです。2015年にはフォーミュラーEの最初のレースが開催されました。

F1参戦について

フレデリック・バスールは、2016年2月にルノーからの打診を受けて、F1ルノーチームにレーシングディレクターとして就任しました。7月にはチーム代表に就任しましたが、マネージングディレクターとの意見の相違から、2017年には辞任します。2018年には、ザウバーのチーム代表兼CEOになりましたが、2022年に離脱しました。翌年の2023年には、スクーデリア・フェラーリのチーム代表に就任し、現在も継続しています。

まとめ

フレデリック・バスールは、自動車工学を学び、そこからF3への参戦、新たなレースの開催、F1への参戦とレーシング界においては、様々な実績を残していることが分かりました。現在は、スクーデリア・フェラーリのチーム代表であり、F1グランプリに向けて邁進しています。今シーズンのチーム指導がどのようになり、チーム選手が活躍するのか、期待してみていきたいですね。

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