【男子100m】多田修平のロケットスタートが凄い?記録やプロフまとめ

【男子100m】多田修平のロケットスタートが凄い?記録やプロフまとめ

東京五輪日本代表で、60m、4×100mリレーの日本記録保持者である多田修平選手。パリ五輪は怪我のため、選考会を兼ねたレースを欠場したため、出場しません。しかし、多田修平選手の走り、時にスタートダッシュは凄いと話題になっています。今回はそんな多田修平選手のロケットスタートについて、記録やプロフィールを紹介していきたいと思います。

目次

多田修平のロケットスタートが凄い?

多田修平選手は、世界にも通用するロケットスタートの技術を持っています。2017年の世界陸上で、当時世界最速のウサイン・ボルトの隣で走り、中盤まではボルト選手を上回る走りでした。ロケットスタートによる走りだと分かりやすいレースでした。では、なぜそのようなロケットスタートが出来るのでしょうか。

ロケットスタートが出来る理由は?

多田修平選手が、ロケットスタートできる理由は、スタート時の姿勢によるのです。多田修平選手はスタートの時、前傾が非常に深いと言われています。本来、前傾姿勢が強いと足が後ろに流れ、スピードに乗れません。しかし、多田修平選手は、腸骨筋が強く、筋肉の持久力があり、足の運び方が巧いため、前傾姿勢が可能となっています。また、スタート後、トップスピードになる時に身体を起こすのですが、その起こし方が巧いのです。それは背骨を意識している証拠だそうです。

多田修平の記録

多田修平選手は、60mと4×100mリレーで日本記録を保持しています。自己ベストや今までの記録について纏めてみました。

自己ベスト

100mの自己ベストは、2021年の布勢スプリントでの、10.01です。200mの自己ベストは、2017年の奈良市記録会で21.21です。

主な記録

  • 2015年、2016年:関西インカレ 優勝
  • 2017年:追い風判定で、9秒台、ユニバーシアード4×100mリレー優勝、関西インカレ優勝
  • 2018年:関西インカレ優勝
  • 2019年:世界陸上4×100mリレー銅メダル
  • 2020年:日本陸上競技選手権大会60m優勝
  • 2021年:日本陸上競技選手権大会60m優勝

多田修平のプロフィール

  • 生年月日:1996年6月24日
  • 年齢:28歳
  • 出身地:大阪府
  • 出身大学:関西学院大学
  • 身長:177cm
  • 体重:68㎏
  • 血液型:不明
  • 所属:住友電工
  • 専門種目:60m、100m、200m、4×100mリレー
  • 趣味:一眼レフでの写真撮影

経歴を紹介

多田修平選手は、中学から陸上を始めましたが、中学時代は全国大会には行けず、大阪5位が最高記録でした。中学卒業後は、大阪桐蔭高校に進学します。このころから陸上に本気になり始めたようです。大阪桐蔭高校時代は、3年生の時にインターハイに出場しましたが、6位でした。陸上に本気で挑んでいましたが、高校時代まではパッとしない成績でした。高校卒業後、関西学院大学に進学します。大学進学後、身体づくりやスタート方法など細かく調整していきました。そして、大学3年生の時、追い風判定ではありましたが、100mで9秒台を記録したのです。大学4年の時には、アジア大会で4×100メートルリレーに出場し、優勝。大学卒業後は住友電工で陸上を継続しています。東京五輪にも出場しましたが、準決勝に進めず敗退となりました。現在は怪我をしており、パリ五輪選考会を欠場し、治療に専念しています。完治後の活躍に期待ですね。

まとめ

今回は、多田修平選手のロケットスタートの凄さ、記録とプロフについて紹介しました。多田修平選手は、練習一つにおいてもこだわりを持って探求心をもって行っていることが分かりました。さらに実力が発揮されると、五輪でも活躍する選手になっていくかもしれませんね。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次