パリオリンピックの体操女子日本代表に内定しており、主将を務めていた宮田笙子。突如、喫煙飲酒の不祥事が発覚し、代表を離脱することになりました。その原因となった喫煙や飲酒が、内部告発だったのではないか、誰かに仕組まれたことではないかと話題になっています。今回は、そのしんそうについて解説していきたいと思います。
宮田笙子の不祥事とは?
宮田笙子は、2024年パリオリンピックの体操女子日本代表に内定していましたが、代表行動規範に違反したとして、2024年7月18日にチームを離脱したことが報じられました。翌日には、日本体操協会が会見を行い、未成年での喫煙、飲酒が発覚したことにより、宮田笙子が出場を辞退したと発表したのです。事前合宿地のモナコで6〜7月に喫煙していることが発覚しました。日本では20歳未満の飲酒や喫煙は認められていないのはもちろんですが、体操の代表期間中は、20歳以上でも飲酒や喫煙を禁止すると代表行動規範に定められています。それに違反したため、今回のパリオリンピック活動辞退となったのです。オリンピック代表に確定してからの辞退は、日本史上初めてであり、体操女子の主将でもあったことから、話題となりました。
宮田笙子の喫煙が発覚したのは内部告発?
では、宮田笙子の喫煙や飲酒が発覚したのはなぜなのでしょうか。内部告発により発覚したと言われています。飲酒が発覚したのが、東京の味の素ナショナルセンターの居室内でした。ナショナルトレーニングセンターは、選手やスタッフなど限られた人しか入ることができません。そのため、通報してきたのは内部の人間である可能性が高いです。実際、会見の際に、「本部長への通報は内部告発者である。決して外部ではない」と言っていました。
内部告発は誰が得するの?
内部告発であったことから、誰かが宮田笙子を陥れようとしたのか、誰かが得をするから告発したのかなどとの噂が広まりました。その一人としてパリオリンピックの補欠であった、杉原愛子が挙げられました。補欠であった杉原愛子は、メンバーの誰かが欠ければ、代表入りができると考えたと言われています。杉原愛子は、東京オリンピック後に一度引退しましたが、もう一度体操がしたいと思い、現役復帰しています。しかし、今回のパリオリンピックが最後の舞台と思っていたのかもしれません。そうなると、補欠では出場できないため、メンバー入りを何としてでも狙っていたのかもしれませんね。しかし、実際は、怪我などの理由でなければ、メンバー補充はできないため、杉原愛子がメンバーになることはありませんでした。誰が内部告発したのか、真実は本人たちしかわからないのかもしれません。
宮田笙子の復活は?
2024年9月7日、佐賀県で行われた国民スポーツ大会で宮田笙子は復帰をしました。鯖江高校出身のため、福井県代表として体操成年女子団体に出場しています。騒動後初の実践でしたが、福井県代表を優勝に導きました。福井県代表は6年ぶりの優勝となったのです。試合後の囲み取材では、騒動のことを謝罪し、最後までやりきることが使命だと思ったと話していました。また、チームメイトへの気持ちを聞かれると、「後輩たちが受け入れてくれて、おかえりなさいと言ってくれたことに感謝」と涙ながらに話しています。この復帰から、次のオリンピックに向けて活躍することを期待していきたいですね。
まとめ
今回は、体操女子日本代表であった宮田笙子の喫煙や飲酒の報道についての真相を調査しました。宮田笙子は、内部告発により、喫煙や飲酒が発覚しましたが、誰の内部告発だったかは明らかにはなっていません。活躍していた選手だけに誰かの妬みなどがあったのかもしれません。また、代表の主将として活躍が期待されていただけにプレッシャーもあり、飲酒や喫煙に至ってしまったのかもしれませんが、今後はそのプレッシャーなどにも打ち勝ち活躍してくれることを期待していきたいと思います。