村竹ラシッドでジョジョ立ちのポーズが話題となりましたが、陸上の入場の時や勝利の時のポーズも話題となっているのです。その中でも、世界でも人気な日本のアニメのポーズは、非常に多くの選手が使用しています。世界陸上でもポーズが話題となりました。
今回は、世界陸上で披露されたアニメポーズを選手の成績と合わせて紹介していきましょう。
世界陸上でアニメポーズをしていた選手
2025年9月に開催された世界陸上でも、アニメポーズを披露していた選手がいました。世界陸上の成績とともに紹介します。
村竹ラシッド
陸上界でアニメポーズの火付け役となった村竹ラシッド。パリ五輪では、『ジョジョの奇妙な冒険』のポーズをしていました。村竹ラシッドは、大舞台のおまじないとして、アニメのポーズをしているのです。そして、今回の世界陸上では、予選、準決勝、決勝と3種類のポーズをしています。予選では、『ボボボーボ・ボーボボ』の主人公のポーズをしていました。準決勝では、『HUNTER×HUNTER』のネテロのハートポーズをしました。決勝では、『ジョジョの奇妙な冒険』第6部の「ストーンオーシャン」に登場するラスボスであるプッチ神父のポーズでした。
成績は?
村竹ラシッドの世界陸上での成績は、110mハードルで5位入賞でした。メダルを目指しており、この種目でのメダル獲得を逃すのは久しぶりであったことから、試合後は悔しさを露にしていました。
鵜沢飛羽
鵜沢飛羽は、アニメや漫画が大好きなオタク・スプリンターとして知られています。そして、高校時代から決勝の時には、アニメや漫画のポーズをするパフォーマンスをしていました。しかし、世界陸上では、アニメポーズを予選から披露したのです。予選の前日に同じJALの所属の先輩である村竹ラシッドから「お前もやれ」と言われたため、予選から実施したようです。予選では、『NARUTO』の主人公であるうずまきナルトの「影分身の術」のポーズをしました。準決勝では、『僕のヒーローアカデミア』の「更に向こうへPlus・Ultra!」のポーズをしました。このポーズは実際は、決勝で行う予定だったそうです。
世界陸上での成績
男子200mで準決勝進出を果たしましたが、20秒23で1組6着となり、決勝進出は逃してしまいました。日本勢8年ぶりの決勝を目指していましたが、果たすことが出来ませんでした。
中島ひとみ
中島ひとみが世界陸上の準決勝であるアニメのポーズをしたことで話題となりました。そのアニメというのが、大ヒット漫画・アニメである『鬼滅の刃』です。その中の上弦の三である猗窩座の「破壊殺・羅針」のポーズを披露しました。そのパフォーマンスが「かわいい」「美鬼」などと話題になったのです。世界陸上後、鬼滅の刃の会社にも目に留まり、反響があったと10月の国スポで話していました。フィギュアを欲しいとお願いしたぐらい、鬼滅の刃が好きなのかもしれませんね。
成績
中島ひとみは初の世界陸上の出場でした。女子100m障害で出場し、準決勝進出を果たしました。同い年の福部真子とともに準決勝進出を果たしましたが、13秒02で7位となり、決勝進出はかないませんでした。初の世界陸上で重圧もあったようです。今後の活躍に期待ですね。
山本有真
3年連続女子5000mで出場した山本有真は『進撃の巨人』の心臓を捧げよポーズをしました。右手の拳を左胸に当てて、左手は拳を握り、腰の後ろに当てるという敬礼ポーズです。世界記録1.2位を持つ選手も出場しており、「調査兵団マインド」を持って戦ったと言われています。
成績
女子5000mで予選に出場しましたが、決勝進出は18位という結果でした。レース後のコメントで、自分の理想とする結果ではなかったが、「次こそは」との気持ちで頑張っていくと話しています。来年以降続く、アジア大会や世界陸上、オリンピックでの活躍に期待ですね。
男子4×100mリレー日本大乗メンバー
男子4×100mリレーの日本代表のメンバーである小池祐貴、栁田大輝、桐生祥秀、鵜沢飛羽が決勝でアニメポーズを披露しました。アニメ『ONE PIECE』のポーズです。1走の小池祐貴が「ギアセカンド」、
2走の栁田大輝が「ギアサード」、3走の桐生祥秀が「ギアフォースバウンドマン」、4走の鵜沢飛羽が「ギアフィフスのニカ」を披露しました。このポーズの披露に、アメリカのアンカーでアニメ好きのノアライルズは大喜びしていました。桐生祥秀と鵜沢飛羽が話し合って決めたそうです。陸上を広めたいという思いもあり、子供から大人まで人気でキャッチーなものということでアニメポーズを披露しているのです。実際にSNSでは、アニメ好きが陸上を始めてみたという反響もあったのでした。
成績
男子4×100mリレーは決勝進出を果たしましたが、38秒35で6位と入賞はしましたが、メダルには届きませんでした。優勝は、アメリカとなったのです。悔しい結果をメンバーは露わにしていました。リレーメンバーがメダルを獲得していたのを見てきた世代のメンバーが出場しており、メダルへの意気込みが強かっただけに悔しいのかもしれませんね。
ノアライルズ
アニメ好きで知られ、今までも数々のアニメポーズを披露してきました。世界陸上でも様々なポーズを披露しています。100mの予選では、『ドラゴンボール』孫悟空のかめはめ波ポーズ、準決勝では、『呪術廻戦』の五条悟の「領域展開・無量空処」のポーズ、決勝では『ドラゴンボール』の孫悟空の元気玉のポーズをしました。200mの予選では、『ドラゴンボール』孫悟空のポーズ、準決勝では『ONE PIECE』のルフィの「ギアセカンド」のポーズ、決勝では100m同様『ドラゴンボール』孫悟空の元気玉のポーズでした。リレーの決勝では、『ONE PIECE』のアラバスタ編の麦わら一味のポーズを披露しました。
成績
100mでは、3冠を目指しており、今季ベストの9秒89でしたが、3位と銅メダル獲得となりました。200mでは、金メダルを獲得し、ボルトに並ぶ4連覇を達成しました。リレーでも、アンカーとして出場し、金メダルを獲得しました。
まとめ
世界陸上では、アニメポーズを披露している選手が多くいることがわかりました。世界各国で人気となってきている日本のアニメであり、老若男女問わず、年齢問わず好きな人が増えています。そこを利用し、陸上の知名度を上げる意図もあったようです。これをきっかけに、陸上を観る人が増え、陸上が盛り上がるとよいなと思います。









