夫婦で世陸マラソン代表!最速夫婦の鈴木健吾×一山麻緒について

夫婦で世陸マラソン代表!最速夫婦の鈴木健吾×一山麻緒について

7月16日にアメリカ・オレゴン州で開幕する世界陸上に、マラソン『最速の夫婦』が揃って出場すると話題になっています。そのご夫婦とは、日本記録保持者の鈴木健吾選手と一山麻緒選手です。

目次

鈴木健吾のプロフィールと経歴

  • 生年月日:1995年6月11日
  • 所属:富士通
  • 出身地:愛媛県宇和島市
  • 出身校:宇和島東高~神奈川大学
  • マラソン自己ベスト:2時間4分56秒(2021年2月/びわ湖毎日)※日本記録

鈴木健吾選手は、マラソンで非アフリカ出身選手として2時間05分の壁を破った初めての選手です。陸上を始めたのは、小学6年生。きっかけはお父様の勧めとのこと。

神奈川大学時代は、1年生から箱根駅伝のメンバー入りし、3年生から駅伝主将も務めました。3年次の第93回箱根駅伝では、2年連続2区を担当。歴代8位の記録で、自身初の区間賞を獲得しています。初マラソンは、大学卒業間際の2018年2月東京マラソンでした(タイム:2時間10分21秒)。その後、琵琶湖のほとりがコースの大会としては最後の開催となった、2021年2月のびわ湖毎日マラソンで日本新記録の2時間4分56秒で初優勝を果たしました。

一山麻緒のプロフィールと経歴

  • 生年月日:1997年05月29日
  • 所属:ワコール~資生堂
  • 出身地:鹿児島県出水市
  • 出身校:出水中央高
  • マラソン自己ベスト:2時間20分29秒(2020年3月/名古屋ウィメンズ)

小学校5年生のときに陸上を始めた、一山麻緒選手は2016年に高校を卒業すると、ワコールへ入社。そこから徐々に実力がついていき、クイーンズ駅伝やクロスカントリーで活躍を見せ始めます。初マラソンは、2019年3月の東京マラソン。2020年3月には、東京五輪女子マラソン代表の最後の1枠を目指し、名古屋ウィメンズマラソン出場、2時間20分29秒で優勝しました。この結果を受け、東京五輪女子マラソン日本代表として内定。五輪本戦でも、日本人トップの8位入賞を飾りました。

東京五輪のマラソン中には、解説の増田明美さんに彼氏がいることを暴露されるという珍事も発生しましたが、2021年12月に晴れて鈴木健吾選手との結婚を発表。関東に拠点を移すため、今年4月から資生堂に移籍しています。

なぜ、マラソン『最速の夫婦』?

今年3月に行われた東京マラソンに2人揃って出場すると、次の記録を残しました。

  • 鈴木健吾選手:2時間5分28秒(日本歴代2位)
  • 一山麻緒選手:2時間21分02秒(自身のセカンドベストタイム)
  • 夫婦の合計タイム:4時間26分30秒

この夫婦での合計タイムが、ギネス世界記録を更新。文字通り、マラソン『最速の夫婦』となったのです。ちなみに東京マラソンでは、ご夫婦ともにナイキ厚底レースシューズの最高峰人気アイテムである『エア ズーム アルファフライ ネクスト% フライニット』を着用されていました。

最後に

1990年代後半生まれで、ともに双子座の鈴木健吾選手と一山麻緒選手。マラソン『最速の夫婦』が世界陸上でも、その実力を揃って見せてくれることでしょう!

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